「11cut」で初めて散髪した話

自粛ムードということで4ヶ月伸ばしっぱなしだった髪を切ってきました。その間にも「セルフカット」で検索して少しずつ自分でチョキチョキしていましたが、そろそろセルフも限界ということでプロに切ってもらうことに。普段は自宅から一番近い理容室ですが、最近顔も覚えられたのか、ちょっとなめられている？といいますか「また来たか、はいはい、こんな感じね」感がしていたので他の店を試してみようと。

前々からいわゆる格安チェーン店を色々な所で見かけていたので「試してみようかな」とは思っていましたが、正直ああいったチェーン店の評判は「こんな髪型にされた」「店員の態度が悪い」「もう行かない」など良くないんですよね。でも、こうしてブログを始めたので「悪かったなら、それはそれでネタになるか」ぐらいの気持ちで駅前の「11cut」に行ってきました。一応「11cut ○○店」で調べてみましたが、goodもbadもレビューが書かれていますね、どこの店もそんなもんですよね。

先に結論を書いておきますが、今回は満足です。値段・仕上がり共に文句無しで、しばらく利用してみようと思っています。

11cutの概要

ちゃんと意味があるんですね、「1分コンサルティング、１０分カット」で１１ということらしいです。ネタバレしますと僕の場合は１１ではなく１８でしたが、店の込み具合やこういった感染対策などでスピード面はしょうがないですよね。

令和2年4月時点で１９２店舗、北海道や九州にはなく、全国展開というほどではないようです。(ちなみによく比較される「QBハウス」は6月時点で５２８店舗あります)

Permの種類は違いがわからないので、今回はパス

格安ですよね、値段の面で文句はありませんが、安いからこそ「大丈夫なの？」と敬遠する方もいるのかもしれませんね。美容院だったらカット+シャンプーで４０００円くらいは毎回掛かることを考えると約2倍の値段ですか、値段がすべてではありませんが、選択基準としては大事ですよね。ちなみに以前、原宿の人気美容院に行ったことがありますが、学生料金でもカット+シャンプーで５５００円だったかな、仕上がりは「まぁ、こんなもんか」でした。途中にハーブティーが出てきたお店もありましたが、どこかは忘れました。

「美容室」と書いてあるのでカミソリを使っての「顔剃り」はありません、よく聞きますよね。免許が違うとか、赤青白のサインポールがあるのは理容室とか、客の立場からすると「あっそ」ですが、11cutは美容室という扱いです。

ただ予約が要らないというのも特徴です。美容室というと電話や、最近ではネットでの「何日の何時から、指名は～？」があるイメージでしたが、予約は不要で、切りたい時にフラッと立ち寄れるのも魅力ですね。

店舗はデパートやショッピングモールの中に入っているのがほとんどではないでしょうか。理容室・美容室のようなドンと店を構えるタイプの11cutは珍しいかも。混んでいる時は順番待ちもありますし、時間を潰したり、ついでに買い物をしたりとこういった店構えの方が場所もわかりやすく利点は多そうですね。

実際の流れ・様子

前置きが長くなりましたが、ここから当日の流れをレポートします。(緊急事態宣言などの影響により店舗によって営業時間などの違いがあるかと思いますので、ご利用をお考えの方は電話やネットで調べてからお店に向かってください)

AM１０：００開店ということなので、「早い方がいいか」と思い、店には10:30に着きましたが、すでに外の椅子に二人座っていました。「ここで待つのかな？」と思っていましたが、その横を女性がスーと店内へ。どうやら受付で名前を記入するシステムらしい、「店内で受付してください」ってどこかに書いておいて欲しかったが、仕方がない。「カットで」と受付をすると「30分待ち」とのこと、人気あるんですね。

上の階の本屋でブラブラ見て30分後、受付に戻ると「○○様ですね、こちらにかけてお待ちください」と上着をハンガーにかけ、5分ほどして呼ばれます。

決して広くない店の両側に３席ずつあり、中央に２席の計８席でしたが、間隔をあけるため２席は使用していませんでした。スタッフさんはたしか６人、客層は子供からお年寄りまで満遍なくですが、若い１０代２０代女性は少なかったかもしれません。

何か音楽がかかっていたと思いますが、スタッフ総動員で接客しているので慌ただしい感じはありました。「ゆっくり落ち着いた、リラックスタイム」を求めている人には他を勧めます。

40代くらいの女性美容師さんに「今日はどのように？」と聞かれ、スマホで写真を用意しておいたのでそれを見せて伝えました。口頭で伝えるのは限界がありますし、美容師さんもこの方がイメージしやすいはず。「マスクはしたままでも大丈夫ですよ」とのこと。この時点で11:10くらいだったと思います。

施術が始まると普段の理容室と大した違いはありませんでした。ここが肝心なところなんですが、本当に特に変わったことはなく、11cutは初めてでしたが、いつも通りに終わったという印象です。唯一挙げるとしたら、ハサミの音でしょうか。理容室の方がザンッと重い音がしていたような、今回はチャキッチャキッと軽い・軽快な音でした。使っているハサミに違いがあるのかもしれませんね。まぁそれもどうでもいいですけどね。

鏡で横、後ろも確認し「触ってみて、重たいな、厚いなという箇所ございますか？」と聞かれ横を少し梳いてもらいました。ここが良かった、一気にバサッとザクッと110%いくより、90%くらいで一度聞いてきてくれる、今回最も感心した点でした。

もう一度鏡で確認し終了、その後は帰るだけだったので、シャンプーはありません。上着を取って11:30にお会計、税込みで１６５０円。施術時間は追加で切ってもらったこともあり、椅子についてから約２０分でした。

格安美容室の結果

というわけで混んでいたので待ちもあり、約１時間掛かっています。仕方ないですね、予約無しってことはいつ混むかわからないってことですからね。比較的空いている時間帯を受付で店員さんに聞くのもアリかも。

肝心の仕上がりは文句無し、「安いから～」みたいなものはない。理容室はしっかり切る、美容室はラフに切る、と聞いたことがありますが、その違いも今回は感じませんでした。

11cutを初めて利用しましたが、これで１６５０円ならコスパ良し、と断言できる内容でした。ただ今回が運よく当たりだったのかもしれませんので、しばらく通ってみようと思っています。

おまけ

本屋から戻って来た受付後、こっそり聞こえたことで気になったことがひとつ。どうやら前日に切ってもらって、「やっぱりもう少し、ここを切って欲しい」のいわゆる「直し」のお客さん。「こういう格安店で出来るのか？」と気になっていましたが、その人もその後施術してもらっていたので、どうやら直しも出来るみたいです。これも店舗によって違いがあるかもしれませんので、電話で確認取ってからお店に行くのがいいのかも。