2021年2月の見た聴いた思ったまとめ 前編

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ただただ脈絡なくつらつら書いていきます。色々とネタバレもありますので、気をつけてくださいね

映画

「バーティカル・リミット」(2000年)

K2のクレバスに落ちた登山家である妹・アニーのチームを助けるため、兄・ピーターが助けに向かう!アニーのチーム3人を救助するためピーターは2人組x 3ペアの計6人で向かうといいます、氷を爆破するためニトログリセリンを持って…いや~途中まではドキドキでしたが、最初にピーターが言われた通りにだった「3人を助けるために、6人がさらに犠牲になるかもしれないんだぞ」結局そんな感じです(笑)助かったのはピーターとアニーと女性看護師?の3人だけで、勇敢にも雪山に立ち向かってくれた男達はピーター以外全滅…雪山救助ってそういうものかもしれませんが、最後に仲間のお墓を簡単に作り、ピカーっと光が差し映画は終わります。自分と妹だけ助かればハッピーエンドなの?(笑)この結末はひどいよ…

ただ画の迫力はなかなかすごいですよ、断崖絶壁の恐怖“落ちたら死ぬ”が伝わってきます。「八甲田山」に比べればピクニック日和です(笑)。途中すっごい天気よかったけどヘリでもっと上まで行けないものですかね?

「ガス燈」(1944年)

ポーラ役のイングリッド・バーグマンがとてつもなくおキレイです。名前で検索すれば画像が出る時代じゃない当時の観客はそれだけで映画館に向かった人もいたでしょう。「白い恐怖」「カサブランカ」は見たことあったかな。ストーリーは歌手で過去に叔母・アリスグレゴリーが殺害し、姪・ポーラと結婚し屋敷に潜り込み屋根裏の宝石も狙ってた。というもので、ブローチや時計を消してポーラには物忘れ・盗み癖があるということでっち上げ(作曲家<マジシャン)、精神的に追い詰めて彼女は次第に混乱・軽い鬱状態に…かわいそうに…もっと若くていい男いただろ(笑)ポーラだけ幻聴を聞いているような場面もメイド婆・エリザベスは耳が遠いだけってことだったのでしょうか?でもポーラが3階?から呼んだら聞こえてたよね(笑)

で、宝石盗むのにポーラを追い詰める必要あるかな?楽譜にあった“バウアー”の手紙を見られたからか?屋根裏を漁るのに物音がするから“ポーラは幻聴が聞こえている”にしたかったのか?それよりポーラを元気に外出させてその間に屋根裏で作業、の方がいいよね(笑)っていうか、屋根裏けっこう簡単に開くし。「人間の精神は簡単に操られてしまう」を描きたかったのでこうなった、ということでしょう。

夫・グレゴリーがポーラをイライラさせるために雇ったのか、新人メイドのナンシーの表情がいちいちムカつく(笑)近所のおばさんはたいして意味なかったような、和ませ要因です。

アメリカも戦争中ですが、国民を元気付けるとかでもなく、ただ正統派サスペンス映画を作る余裕がある国と日本は闘っていたんですね…

「ソードフィッシュ」(2001年)

元天才ハッカーのヒュー・ジャックマンとよくわからないけどヤバイ組織を取り仕切るジョン・トラボルタのダブル主演。ハル・ベリーも怪しい魅力で重要な役どころ。トラボルタも偉そうなこと言ってますが、人質取って「結局金かよ…」と思いましたが、ちゃんと思想があったようで「アメリカにテロを仕掛けたらどうなるか、わからせてやる」2001年なのでタイムリーだな…でもあまりハッカーの要素は感じない(笑) ヒュー・ジャックマンがパソコンをカタカタカタカタやって、「パスワードが~」とか「○○バイト」のとかそのくらいです。ハッカーの映画って難しいよね、細かく解説したところで観てる人にはどうでもいいですからね…

ヒュー・ジャックマンはかっこいい!当時30歳くらい?基本Tシャツジーンズですが「X-Men」よりはるかにいい、「ファイトクラブ」のブラッド・ピットと同じような髪型、流行ってたんでしょうね。トラボルタもイケてます、「パルプ・フィクション」から6年ほどでちょっと太った(笑)冷静な余裕たっぷりの悪役で「いいか?スタンリー」など終始慌ててるヒュー・ジャックマンに説くカンジがCOOLでした。が問題はラスト、ロケットランチャーでヘリをドカーン!トラボルタは階段で逃げていた…は?ビルの下には警官いっぱいいたでしょ…

「凶悪なテロリストは勇敢な部隊によって成敗されました」を印象づけるため悪の組織リーダー・ガブリエルは死んだ……ことになった。それを世界にアピールした”テロ撲滅のためのテロ”でいいでしょうか?途中のワインセラーで死んでた・黒こげ死体が本物の“ガブリエル”かもしれません。「じゃあ、トラボルタは何者?」→「ガブリエルを名乗る誰か」であり、全てがアメリカ政府の策略なら特殊部隊の中にこの計画を知っているものがいて、トラボルタをうまく逃がした、も考えられる。

意見

「森喜朗会長の蔑視発言」について

ちょっとデリケートな問題ですが一連の騒動についてあまり語られなかったこと。お気を悪くされたなら申し訳ない

経緯は皆さんご存じだと思うので省略。「ああいう立場の人がそれを言っちゃいけないよ」だと思いますし、五輪憲章に反しているため批判される、も分かる。”謝罪”会見もいい出来とは言えない…でも辞めさせられるほどか?は思いました。女性の社会進出、人権、地位向上、活躍はどんどんやるべき。優秀な人材が“性別”を理由に埋もれてしまうなんて、国にとって損失です。ただ森さんも優秀だったのでは?招致委員会でオリンピック引っ張ってきて、ラグビー・ワールドカップも成功させて、めっちゃ優秀では?83歳であれだけ国のイベントのため働けるってだけですごいと思いますし、森さんがオリンピック関連の仕事でどれだけ女性の活躍するフィールドを耕したか。その部分も評価するべきでは?じじいを退けて簡単なお墓作るだけなのか……白い恐怖ジャケット着て”人権!”も大事ですが、森さんの方が女性のために仕事したのでは?と思います。

「女性がいると会議が長くなる」は何のデータ・根拠に基づいてるんだ!って話ですよね、でしたら「森のようなじじいがいるから女性の社会進出が進まない」は何のデータに基づいているのでしょうか?

“仮定”の話ですが「男性がいると会議が長くなる」と例えば小池さんや麻生さんが言ったところで、あんなに毎日攻撃されるかな?されないよね。女性蔑視だけ騒いで、男性蔑視はスルーって差別じゃないの?“差別・偏見のない社会”というゴール・目標は美しいと思うけど、そこに向かう道のりでの差別は許されるの?”テロ撲滅のためのテロ”は許されるのか?

つまり言葉の使い方が違うのでは。「女性の社会進出、人権、地位向上、活躍に関心があり、貢献します。男性の人権などどうでもいい」という言葉で今回の大批判ならわかる。少し前だと「黒人が白人警官に不当に殺された」で世界的に大騒ぎでした。たしかに酷い話です…では「白人が黒人警官に不当に殺された」というケースはないの?あるでしょ、それは世界的なニュースになった? どこまでも所詮は仮定の話ですが、“平等”の実現は難しいし、人類永遠の課題の1つだと思います。

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