ご挨拶のつづき ライティングについて (後編)

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前編では「書く」から遠ざかっていた、ブログを通して近づいてみよう、ということを書きました。

後編では文章力・ライティング力を身につけることによって、どんなことに影響してくるのだろう、を中心に進めていきます。

自分ってどういう人?

みなさんは「がんばって書いてよかったこと」ありますか?

ブログ・手紙・履歴書・卒業論文など、色々なフォーマットで書いてきました。

これまでの人生で何文字書いたのか?正確にわかる人ってたぶんいません。

人のためか自分のためか、は置いといてそこに情報を持たせるために書きましたね。

そしてその際、気づいたら手だけが勝手に動いていた、という人いますか?

いたら怖い…「手よ!動け」はなくてもいいです。ゲームしている時に画面だけ見ているはずです。

  1. 敵がこう動いた
  2. じゃあ自分はこっちに動いて
  3. コントローラーを使わなきゃ、そのためには手に指令を送ろう

この3は意識していないですよね。これと同じレベルでいいです。

テレビのチャンネル変える時に「指の動かし方」を意識しないですよね。

何かを書くときは特別に意識していなくても、人間は脳を使っています

読書感想文を書いている小学生は、ストーリーを思い出して、あの場面で、主人公が、ああやって「すごかった・楽しかったです」と言葉はいかにも小学生でも、その時に脳は動いていて、成長していくと思います。

「自己表現」という項目でも書きましたが、自分の想いや出来事がその時点で整理され、物事がはっきりとクリアに脳にインプットされていくそうです。

就活の時にいわゆる就活本に「自分とは?」を見つけよう!みたいな箇所、悩みました。

「まずは自分の適性を…」「それが見つかったら、その業界の…」と、就活本に書いてあることが正しいのはわかってはいるのですが、「そんな簡単な話じゃない!」ってなりました。

そもそも「自分とは?」をはっきり理解できて、説明できる人は少ないですよ。

あの時に「振り返るものでもあったらな」と就活講座やらセミナーを受けていた同級生と話していたような気がしてきました。

まだ学生がSNSを「やっていて当然」の時代ではありませんでしたから。

ブログはありました。「芸能人がやっているもの」から「面白そう、やってみよう」という人が少しずつ増え始めた、そんなイメージでした。

理由はわかりませんが、僕は書いていませんでした。よって、振り返るものがありません。

振り返るものがないので、「なぜブログをやらなかったのか?」の理由はわかりません。

このブログも今は「自分のために書いている」が大きな理由です。この文章がどこかの誰かのためになる、なんてそれはまだ先の、先のことです。

せっかく読んでもらっているのに、なんかすみません…

ライティング損得

僕が4歳のときに亡くなった、ひいばあさんはこんなことを言っていたそうです。

「銀行強盗でも、出来ないより、出来た方がいい」

「何言ってんの?」ですが、どんな能力も無いより、あった方がいい、ということでしょうか。

やるか、やらないかはまた別のはなし…

  • アピールが上手く、アイデアも素晴らしいAさん
  • アピールが上手いだけで、実は大した考えのないBさん
  • アピールが下手なだけで、実は素晴らしいアイデアを持っているCさん
  • アピールも下手で、本当に何もないDさん

実社会には色々な人がいます。AさんDさんについて今はいいです。

BさんとCさんでは

  1. どちらが職場・社会で評価されるのか?
  2. 友達にいて欲しいのは?
  3. 今のあなたは?
  4. あなたはどちらになりたいか?

僕の考えでは 1→B  2→C    3→C    4→B

問3に関しては希望も入っていますが、こんなカンジです。皆さんはどうでしょうか?

もちろん正解はありませんし、クラスメイトの前で発表してもらうこともありません。

イメージしてみましょう、ということです。あなたの周りに当てはまる人いましたか?

アピールという広い言葉でイメージしやすい問いにしましたが、ライティングも同じ意味を持った言葉と考えてください。

文章力で損得が生まれることが、実際にありますよね。広告はその最たるものです。

コピーライティング

  「人々の心理を把握し、主に購買に向かわせる文章術」

だそうです。「安いよ安いよ~!」も該当する…のか?文章ではないから厳密にはライティングではありませんね。

文章力で売り上げが左右される、ってよくよく考えると怖いですよね。Bさんの場合がありますし。

お客さんの立場なら、変な商品買わされるかもしれないし、同僚だったら敵は身内にアリ、なんてね

でも、仕事で重宝されるのはBさんかな~と思ったわけですし、なりたいのはBさんかな~と選びました。

素晴らしいアイデアを持つCさんもいいですよね。あとはアピールだけってことですし。

ただ「2回戦」となるとどうでしょう?他のシーンでも使えるのは?

アピール力・ライティング力ではないでしょうか。

次のプロジェクトで、そのさらに次のプロジェクトでもCさんは素晴らしいアイデアを常に閃くことができるのか…

一方でBさん、次のプロジェクトでもアピール力はイケてます。がんがんです。その次のプロジェクトでも健在です。

再現性ですね、アピール力・ライティング力は一度身に付けると使いまわしができます。

と、いうことを問いやらを持ち出して、BさんやCさんにも登場してもらって、Dさんを無駄に傷つけて、道筋立てて書いてみたわけですが、伝わりましたでしょうか?

伝わらなかったのなら、それは僕の未熟なライティング力のせいです。

まとめ

書くとは → 遠ざけていただけ、まずは近くに引き寄せよう。つまり継続して書く

自己表現 → 怖くはない、ブログで身につけるのもアリ

ライティング力 → アピール力のひとつとして重要、ブログを通してやればいい

これが「ブログを書こうと思った理由」の2つ目です

最後まで読んで頂けたなんて…

こんなライティング力にお付き合いいただき、ありがとうございました

あなたはきっとAさんです。

「自分はCさん」と思い込んでいる僕は銀行強盗をしなくても生きてゆけるよう、このブログでライティング力を身につけたいと思っています

ではまた

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