前編では「書く」から遠ざかっていた、ブログを通して近づいてみよう、ということを書きました。
後編では文章力・ライティング力を身につけることによって、どんなことに影響してくるのだろう、を中心に進めていきます。
✔自分ってどういう人?

みなさんは「がんばって書いてよかったこと」ありますか?
ブログ・手紙・履歴書・卒業論文など、色々なフォーマットで書いてきました。
これまでの人生で何文字書いたのか?正確にわかる人ってたぶんいません。
人のためか自分のためか、は置いといてそこに情報を持たせるために書きましたね。
そしてその際、気づいたら手だけが勝手に動いていた、という人いますか?
いたら怖い…「手よ!動け」はなくてもいいです。ゲームしている時に画面だけ見ているはずです。
- 敵がこう動いた
- じゃあ自分はこっちに動いて
- コントローラーを使わなきゃ、そのためには手に指令を送ろう
この3は意識していないですよね。これと同じレベルでいいです。
テレビのチャンネル変える時に「指の動かし方」を意識しないですよね。
何かを書くときは特別に意識していなくても、人間は脳を使っています。
読書感想文を書いている小学生は、ストーリーを思い出して、あの場面で、主人公が、ああやって「すごかった・楽しかったです」と言葉はいかにも小学生でも、その時に脳は動いていて、成長していくと思います。
「自己表現」という項目でも書きましたが、自分の想いや出来事がその時点で整理され、物事がはっきりとクリアに脳にインプットされていくそうです。
就活の時にいわゆる就活本に「自分とは?」を見つけよう!みたいな箇所、悩みました。
「まずは自分の適性を…」「それが見つかったら、その業界の…」と、就活本に書いてあることが正しいのはわかってはいるのですが、「そんな簡単な話じゃない!」ってなりました。
そもそも「自分とは?」をはっきり理解できて、説明できる人は少ないですよ。
あの時に「振り返るものでもあったらな」と就活講座やらセミナーを受けていた同級生と話していたような気がしてきました。
まだ学生がSNSを「やっていて当然」の時代ではありませんでしたから。
ブログはありました。「芸能人がやっているもの」から「面白そう、やってみよう」という人が少しずつ増え始めた、そんなイメージでした。
理由はわかりませんが、僕は書いていませんでした。よって、振り返るものがありません。
振り返るものがないので、「なぜブログをやらなかったのか?」の理由はわかりません。
このブログも今は「自分のために書いている」が大きな理由です。この文章がどこかの誰かのためになる、なんてそれはまだ先の、先のことです。
せっかく読んでもらっているのに、なんかすみません…
✔ライティング損得

僕が4歳のときに亡くなった、ひいばあさんはこんなことを言っていたそうです。
「銀行強盗でも、出来ないより、出来た方がいい」
「何言ってんの?」ですが、どんな能力も無いより、あった方がいい、ということでしょうか。
やるか、やらないかはまた別のはなし…
- アピールが上手く、アイデアも素晴らしいAさん
- アピールが上手いだけで、実は大した考えのないBさん
- アピールが下手なだけで、実は素晴らしいアイデアを持っているCさん
- アピールも下手で、本当に何もないDさん
実社会には色々な人がいます。AさんDさんについて今はいいです。
BさんとCさんでは
- どちらが職場・社会で評価されるのか?
- 友達にいて欲しいのは?
- 今のあなたは?
- あなたはどちらになりたいか?
僕の考えでは 1→B 2→C 3→C 4→B
問3に関しては希望も入っていますが、こんなカンジです。皆さんはどうでしょうか?
もちろん正解はありませんし、クラスメイトの前で発表してもらうこともありません。
イメージしてみましょう、ということです。あなたの周りに当てはまる人いましたか?
アピールという広い言葉でイメージしやすい問いにしましたが、ライティングも同じ意味を持った言葉と考えてください。
文章力で損得が生まれることが、実際にありますよね。広告はその最たるものです。
コピーライティング
「人々の心理を把握し、主に購買に向かわせる文章術」
だそうです。「安いよ安いよ~!」も該当する…のか?文章ではないから厳密にはライティングではありませんね。
文章力で売り上げが左右される、ってよくよく考えると怖いですよね。Bさんの場合がありますし。
お客さんの立場なら、変な商品買わされるかもしれないし、同僚だったら敵は身内にアリ、なんてね
でも、仕事で重宝されるのはBさんかな~と思ったわけですし、なりたいのはBさんかな~と選びました。
素晴らしいアイデアを持つCさんもいいですよね。あとはアピールだけってことですし。
ただ「2回戦」となるとどうでしょう?他のシーンでも使えるのは?
アピール力・ライティング力ではないでしょうか。
次のプロジェクトで、そのさらに次のプロジェクトでもCさんは素晴らしいアイデアを常に閃くことができるのか…
一方でBさん、次のプロジェクトでもアピール力はイケてます。がんがんです。その次のプロジェクトでも健在です。
再現性ですね、アピール力・ライティング力は一度身に付けると使いまわしができます。
と、いうことを問いやらを持ち出して、BさんやCさんにも登場してもらって、Dさんを無駄に傷つけて、道筋立てて書いてみたわけですが、伝わりましたでしょうか?
伝わらなかったのなら、それは僕の未熟なライティング力のせいです。
まとめ

書くとは → 遠ざけていただけ、まずは近くに引き寄せよう。つまり継続して書く
自己表現 → 怖くはない、ブログで身につけるのもアリ
ライティング力 → アピール力のひとつとして重要、ブログを通してやればいい
これが「ブログを書こうと思った理由」の2つ目です
最後まで読んで頂けたなんて…
こんなライティング力にお付き合いいただき、ありがとうございました
あなたはきっとAさんです。
「自分はCさん」と思い込んでいる僕は銀行強盗をしなくても生きてゆけるよう、このブログでライティング力を身につけたいと思っています
ではまた
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